【運用資産内訳】2022年4月2日時点

ポートフォリオ

こんにちは、サトシです。

ブログを読んで下さっている方、お久しぶりです。先月は色々とあってブログの投稿を飛ばしてしまいました。

途中まで記事を書いていたのですが、戦争が起きてしばらくずっとTwitterでウクライナ情報を追いかけていたらそれどころではなくなってしまいました。

相場とか地合いとか関係なく、そういう極端な場面では小手先の話は通じなくなるんだと思いましたし、私たちがやっている投資を含めた経済活動は全て平和の上に成り立っているものだと再確認しました。

世界のどこかでは日々そういう問題が起きつつ、それでも日本にいる私たちはいつも通り仕事をこなして生活していかないといけません。

この2カ月程の間は保有している色々な資産が上がったり下がったり、かなり相場の動きが慌ただしかったです。

分散投資をしていることで精神的に落ち着くことができましたので、今回は私が分散投資を行なっている背景についても改めて書いてみたいと思います。

こちらが目次です。

1.運用資産ポートフォリオ

本日時点でのアセットアロケーションはこんな感じになりました。当たり前ですが、2カ月経ってもそこまで変わり映えしませんね。

金額ベースではこちらです。引き続きバリュー銘柄寄りの国内株式や貴金属の調子が良いです。金額は新規投資を除いても前月比+540万円程度となり、運用資産は6,000万円を突破しました。あくまで税前の評価額ベースですが。

2.マーケットや売買について

先ず売買についてですが、大きく動くことなく淡々と積立投資を行いながら、やや株式の購入比率を高めていました。

楽天証券で買付手数料が無料のGLDM(金ETF)をちょこちょこ買っていたのですが、株式併合で一般口座に払出しされるとのことで、泣く泣く売却して東証に上場している別の金ETFに乗り換えました。

この「株式併合の際の払出し」はネット証券3社の中では楽天証券だけに起きるみたいです。本当にいまいちな仕組みなので早く改善して欲しいです。

為替手数料を払うのが嫌なので、GLDMは外貨のまま売却して、毎月少しずつVTIを買っている状況です。今やっているのはそのくらいです。

そしてマーケットについてですが、いくつかのアセットクラスの年初来推移を見てみたいと思います。株式(VTI、青)、REIT(USRT、赤)、原油(USO、緑)、金(GLD、黄)、ビットコイン(BTC、黒)の比較チャートです。

これらのアセットクラスの中では、2021年に引き続き、2022年も(これまでのところ)原油の伸びが突出しています。

イヤミなのですが、一部インフルエンサー達が仲良く「爆損モービルwww」とか揶揄して盛り上がっていた頃(2020年後半くらい)に原油を買っておけばめちゃくちゃ儲かりましたね。

そして次点で金となります。金はコロナショック後に急上昇しましたが、2020年の夏以降しばらく停滞していました。ロシアによるウクライナ侵攻により不確実性が増したタイミングで、他のコモディティと一緒に上がっています。

米国株(VTI)と米国REIT(USRT)は共にマイナス圏に沈んでいます。結局のところ有事の際は株式とREITは下がるのでしょう。金利上昇も逆風と思われます。上記の比較では採用しませんでしたが、全世界株式(VT)は同期間でマイナス5.7%とVTIとほぼ同等のパフォーマンスでした。

ご参考までに、私の運用資産は2021年12月末対比だと+3.6%のパフォーマンスでした(新規売買を除く純粋なリターン)。数字を見ると株式のみへの投資に比べてかなり良い様に見えるのですが、これには数字のトリックを含めていくつかの要因があります。

①PFの中には貴金属等、株式に比べ相対的にパフォーマンスが良かった資産が含まれている
②国内株式がバリュー株寄りで年初来でプラスだった
③私の運用資産評価は円ベースで行なっている

もうお気づきかと思いますが、③の影響が凄く大きいです(数字のトリック)。ドル/円は年初来で6.3%安くなりました。1年前との比較だと9.9%の円安です。

私は日本に住んでいて円で生活していますので、為替の影響による資産評価増(減の時もあるけど)も立派なリターンの一部だと思います。

現在の投資方法として長期投資を前提に複数のアセットクラスに分散投資をしていますが、次にその理由を書いてみたいと思います。

3.なぜ分散投資をするのか

投資でみんなが目指すのは「安く買って高く売る」です。言葉にすると凄くシンプルなのですが、実際にやるのは非常に難しいですよね。

そもそも割安なアセットや銘柄をどの様に見つけるのか。もし自分の中で仮説ができても、確信が持てなかったり短期では結果が出なかったりして、気持ちが続かなくて途中で売却してしまうといったこともあると思います。

そして、投資を行う際には自分の心(マインド)の問題による色々なトラップがある様に思います。特に「儲けよう」というインセンティブが強く働いた時に、私を含めて多くの人が以下の様な行動を取ってしまう気がします。

  • 過去短期間(のみ)にパフォーマンスが良かった商品を買う
  • レバレッジが掛かっていたりボラティリティが高い商品ばかりを買う
  • 特定のセクター・テーマに集中投資する
  • 長期投資で始めたつもりが短中期投資になっている
  • よく分からないけど取りあえず巷で人気の商品を買う

私自身、昔原油のレバレッジ商品で損を出したことがありましたし、最近でも人気のクリーンエナジー銘柄を合計100万円程買って結局損切りしたこともあります。

結局何が悪かったかと反省すると、誰かの受け売りだったりして買付を行う理由がはっきりしていないといったそもそもの問題もありますし、考え方にバイアスが掛かって「相場の環境変化を考慮できていない」ということだったと思います。

業績や環境が良い時は、その時揃っている相場環境の条件がこのままずっと変わらないと思い込んでしまいがちです。

でもいつか相場の環境は変わります。インフレが起きたり金利が上昇したり、株式だけ見てもセクターローテンションが起きたり、新興国バブルが起きたり、株式全般が何年にも亘って冬の時代を過ごすこともあります。

私の場合は自分が引退するであろう数十年後の金銭的な備えや、子供・孫に資産を残す目的で運用している為、長期投資が前提となっており、現在思いも付かない相場の環境変化がいつか必ず起きると考えています。

ではどうやって「安く買って高く売る」のか。これは言い換えると「誰にも見向きされていない時に買って、みんなが盛り上がっている時に売る」だとも考えられます。

もしエクソンモービルがバカにされハイパーグロースのお祭り状態になっていた時に、金融緩和がインフレを誘発することを考えていたら、原油や貴金属を含めたコモディティに投資することを思いついたのではと思います(私はできなかったですよ笑)。

でも誰にも見向きされていない資産・銘柄は単純に将来性がなく、そのまま低調に推移したり、更に下がっていったりということも考えられます。

そこで、私は特定の個別銘柄に賭けるのは止めて、王道と言える伝統的なアセットを中心にETFや投資信託を活用して丸々投資する様にしています。

具体的には、株式・債券・コモディティ(貴金属、原油等)・不動産(REIT)等のこれまでもこれからも存続するであろう商品を一定の割合で買う様にしています。

昨年末までは株式やREITが好調でしたので、ポートフォリオ内で割合が低かった貴金属(金・銀)をしばらく月に6-7万円のペースで買い続けていました。その時は金投資なんて全く人気はなかったのですが、結果的には割安のタイミングでした。

最近は貴金属価格が上がってきましたので、売却はしませんが米国株を多めに買っています。このままの状況が続けば、夏のボーナスでは国内債券や国内REITを買うことになると思います。

今回はたまたま貴金属が上がったのですが、数年単位でほとんど上昇しないこともあると思います。そして、超長期で見れば株式(VT等)の期待リターンが最も高いです。

色々なタイプの資産に対して投資を行うと、爆益や爆損はない代わりに、防御力が高くなりマイルドに資産額が推移します。もし手持ちの有価証券の値動きに気が休まらないといった方がいれば、おすすめの方法と言えると思います。

4.今後の方針

考え方のベースとしては昨年11月の投稿で書いた内容とあまり変わっていないです。再掲すると、こちらです。

①業績の伴わないグロース株は引続き軟調
②業績相場に移行
③コモディティや金価格が上昇する

当時予見されていた事象を自分なりにまとめたものですが、インフレの結果としての急激な金利上昇や、金融政策が上手くいかなかった時のスタグフレーションが懸念されていた様に思います。

最近では、相場の背景に戦争やコモディティの供給不安等の要因が入ってきているので、そういう意味では変数が増えている気がしますが、基本的な前提はあまり変わらないのではと思っています。

ピクテ投信投資顧問のサイトに参考になる表を見つけましたので、引用させて頂きます。今の状況は局面2から局面3に移行する様な場面ではないでしょうか。

出典:ピクテ投信投資顧問(https://www.pictet.co.jp/investment-information/market/deep-insight/20210804.html)

注意したいのが、こういったサイクルを示す表は一般的な概念を示しているものの、現在どのステージにあるのかを言い当てるのは簡単ではないと思いますし、それぞれのステージにどの程度留まるのか判断するのも難しいと思います。

今後も、最も期待リターンが高い株式にアセットアロケーションを寄せつつ、どういった局面が来ても動じない様にしておきたいと思っています。

そして、現在の状況を把握する為にはプロの意見を是非取り入れたいです。最近、一番楽しみに読ませて頂いているのが日経電子版で連載されている「豊島逸夫の金のつぶやき」です。

豊島逸夫の金のつぶやき :コラム :マーケット :日経電子版
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素人のFOMC分析とか何も意味ないですからね。良い子は見ちゃダメだよ。

それではまた。

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